― 正しさを追求する改革者 ―
1. 中心テーマ(動機の核)
タイプ1の根底にあるのは「正しくありたい」という強い欲求です。
- 根源的欲求:正しく誠実でありたい
- 根源的恐れ:間違っている自分・堕落した自分
- 基本衝動:より良く改善したい
「もっと良くできるはずだ」という感覚が常にあります。
2. 思考・判断の特徴(よく使う言葉)
タイプ1は物事を「正しいか/正しくないか」で判断します。
基準・ルール・理想が思考の軸になります。
思考の特徴
- 白黒がはっきりしている
- 曖昧さが苦手
- 内なる批評家が強い
- 自分にも他人にも厳しい
よく使う言葉(通常時)
- 「それは正しいの?」
- 「ルールではどうなってる?」
- 「本来はこうあるべき」
- 「ちゃんとやろう」
- 「もっと良くできる」
- 「詰めが甘い」
- 「妥協したくない」
ストレス時に出やすい言葉
- 「普通はこうでしょ」
- 「前にも言ったよね?」
- 「なんでできないの?」
- 「それじゃダメだ」
これらの言葉の背景には、
基準を守ろうとする強い緊張感があります。
3. 行動パターン
健全な状態
- 公平で誠実
- 建設的な改善提案ができる
- 組織に秩序をもたらす
- 感情をコントロールできる
不健全な状態
- 批判的になる
- 細部にこだわりすぎる
- 怒りを抑え込み、後で爆発
- 正しさで人を裁く
4. 感情の特徴
タイプ1の中心感情は「怒り」です。
ただし外に出すことを良しとしません。
そのため、
- 表面は冷静
- 内面は不満が蓄積
- 硬さとして伝わる
という傾向があります。
5. 強み
- 責任感が強い
- 品質を守る
- 基準を明確にできる
- 長期的な改善ができる
- 誠実で信頼されやすい
組織では「軸」になる存在です。
6. 弱み・つまずきポイント
- 任せられない
- 妥協が苦手
- 柔軟性が低下しやすい
- 正しいのに孤立する
特にリーダーの場合、
「正しさを優先しすぎて現場が止まる」状態が起きやすいです。
7. 成長の方向性
タイプ1の成長テーマは、
- 正しさより目的を見る
- 100点主義を手放す
- 怒りを健全に表現する
- 他人のやり方を認める
キーワードは
**「余白」と「許す力」**です。
8. 現場リーダーとしてのタイプ1
タイプ1は基準を守る力が強いため、
安全・品質・信頼が重要な現場では大きな強みになります。
一方で、
- 段取りの甘さが許せない
- 手順違反に敏感
- 自分で抱え込みやすい
という傾向も。
「正しさ」だけでなく
「目的」や「前進」を意識できると、
任せられるリーダーへと進化します。