「最近、現場の空気が重い。」
「言ったはずなのに伝わっていない。」
「任せたいのに、結局自分がやることになる。」
技術もある。
経験もある。
人手も足りないわけではない。
それでも、なぜか噛み合わない。
その原因を“人の問題”にしていないでしょうか。
本当は能力の問題ではない
現場が止まるとき、多くの場合こう言われます。
- 若手の意識が低い
- 中堅が動かない
- 社長が細かい
ですが、実際に起きているのは
能力不足でも、やる気不足でもありません。
判断基準のズレです。
同じ言葉でも、見ているものが違う
たとえば、工期が迫っている現場。
社長は「早く終わらせたい」と考える。
職長は「手順を守りたい」と考える。
若手は「失敗したくない」と考える。
全員、真面目です。
ただ、優先しているものが違う。
この違いが整理されないまま進むと、
- 強く言う
- 黙る
- ため込む
という形になり、現場は静かに止まります。
感情ではなく、構造で見る
「なぜ分からないんだ」
「また細かいことを」
「慎重すぎる」
こう感じたときこそ、
感情で処理しないことが重要です。
それは、
- 正しさの問題か
- 安全の問題か
- 成果の問題か
どの判断軸の違いなのか。
ここを見抜けると、衝突は整理できます。
10人前後の会社が一番難しい
大企業のように仕組みがあるわけでもなく、
家族経営のように全員が密接でもない。
10人前後の会社は、
- 社長の基準がそのまま文化になり
- 役割が曖昧になりやすく
- なんとなく回ってしまう
だからこそ、ズレが見えにくい。
そして、ある日一気に噴き出します。
止まっているのは、現場ではない
止まっているのは、構造です。
誰かが悪いわけではない。
整理されていないだけ。
判断基準を揃える。
役割を明確にする。
任せるラインを決める。
ここを設計すると、
社長は初めて安心して手放せるようになります。
現場が止まる本当の理由。
それは「人」ではなく、
構造が見えていないこと。
ここから整えていきましょう。
⛑️保安全に⛑️