エニアグラム タイプ6

「信頼」を築こうとする人の自己理解

「この判断は本当に大丈夫だろうか」
「自分が確認しておかないと不安になる」

もし、こうした思考が習慣になっているなら、あなたはエニアグラムタイプ6の気質を持っている可能性があります。

タイプ6は、誠実さ・責任・安全を大切にする人です。
不安を感じやすい一方で、その分、信頼できる関係や仕組みを重視します。


タイプ6の基本的な特徴

タイプ6の行動の根底にあるのは、**「裏切られたくない」「失敗を避けたい」**という無意識の動機です。

主な特徴

  • 事前確認やリスク想定を欠かさない
  • 約束やルールを真面目に守る
  • 信頼できる人や組織に忠実
  • 周囲の動きをよく観察している

これらはすべて、集団を安定させる力として機能します。


タイプ6が大切にしている「誠実さ」とは

タイプ6にとって誠実さとは、単なる正直さや道徳心ではありません。

  • 言ったことを守ること
  • 想定外を減らす努力をすること
  • 仲間を危険にさらさない判断をすること

つまりタイプ6は、信頼を裏切らないための行動を積み重ねる人です。

そのため、根拠のない楽観論や、責任の所在が曖昧な判断に強いストレスを感じます。


なぜタイプ6は「心配性」に見られやすいのか

タイプ6本人は、「怖がりたい」「足を引っ張りたい」わけではありません。

むしろ、

  • 問題が起きたときに誰かが困る
  • 想定しておけば防げる事故がある
  • 安全が確保されてこそ前に進める

こうした予防的・誠実な判断で確認を重ねています。

しかし、慎重さが強く出ると、周囲からは「疑っている」「決断が遅い」と受け取られることがあります。


タイプ6自身が感じやすい生きづらさ

タイプ6は、外からは堅実に見えても、内側では常に不安と向き合っています。

  • 「もし失敗したらどうしよう」
  • 「自分の判断を信じきれない」
  • 「誰かに確認してほしい」

不安を一人で抱え込むと、思考が止まり、行動に移れなくなることがあります。


成長のヒント|「確認」から「信頼」へ一歩進む

タイプ6の成長に必要なのは、慎重さを手放すことではありません。

自分の判断を信頼する経験を積むことです。

  • 小さな決断を自分で下してみる
  • 不安を言語化し、共有する
  • すべてを想定しなくても大丈夫だと知る

こうした積み重ねにより、タイプ6の誠実さは「疑い」ではなく「安心感」として周囲に伝わるようになります。


まとめ|タイプ6は「信頼を守る力」を持つ人

エニアグラム・タイプ6は、見えないリスクから人や組織を守る存在です。

確認する人がいて、備える人がいるからこそ、チームは安心して挑戦できます。

もしあなたが、
「なぜこんなに心配してしまうのか」
「なぜ簡単に決められないのか」
と感じているなら、それは弱さではなく特性です。

まずは、自分が何を守ろうとしているのかを理解すること。
そこから、誠実さを強みとして活かす道が見えてきます。