「もっと考えろ」が通じない理由

 

 

リーダーの視点

「もっと考えてよ・・・」

現場で、つい言ってしまったり、思うことがあります。

言って直ればいいのですが
なかなか思うように進まないものです。

そして結局、自分が動いてしまう・・・

そんな経験はないでしょうか?


なぜ「考えろ」は通じないのか?

そもそも考え方にルールはあるのか?

マイルールはお持ちでしょうが
果たしてそれは、一般的でしょか?

結論

これが、今回の

考え方を教えていないからです。

人は「考えろ」と言われても、
考えられるようにはなりません。

なぜなら、

  • 判断基準がない
  • 言葉が曖昧
  • ゴールが共有されていない

この状態では、
そもそも“考える材料”がないからです。


「考える」とは何か?

ここで参考になるのが、
世界で一番やさしい考え方の教科書です。

この本では、考えることをシンプルに定義しています。

「考えるとは、分けること」

一見当たり前ですが、
現場ではほとんどできていません。


現場で起きているズレ

例えば「段取りが悪い」という問題。

これをそのまま伝えても、改善はされません。

なぜなら「段取りが良い状態」が
分解されていないからです。

  • 何をもって良いのか?
  • どこまでやればいいのか?
  • 誰が見ても同じ判断になるのか?

ここが曖昧なままでは、
人によって解釈がバラバラになります。


任せられない本当の原因

「任せられない」のは、能力の問題ではありません。

基準がないことが原因です。

  • 思いで伝えている
  • 感覚で判断している
  • 言葉が人によって違う

これでは、任せることはできません。


解決はシンプルです

やるべきことは一つです。

基準をつくること。

  • 判断できる状態にする
  • 言語化する
  • 再現できる形にする

これができれば、
人は自然と動けるようになります。


まとめ

「もっと考えろ」は指導ではありません。

必要なのは、

“考えろ”ではなく、“考え方を教える”こと。

そして、

思いではなく、基準をつくること。

これが、現場を変えるスタートです。