お疲れ様です。
🌳電気工事、現場代理人のマサヤです🌳
建築現場では、図面や施工計画がないとトラブルになります。
人間関係も同じで、相手の特徴やクセを知らないまま接すると、トラブルやすれ違いが生まれてしまいます。
そこで役立つのが「エニアグラム」です。
エニアグラムとは “9つの性格タイプ”
エニアグラムは、人の性格を大きく「9つのタイプ」に分けて考えます。
例えば――
- タイプ1:完璧を求める監督タイプ(ミスがない施工を目指す)
- タイプ2:人を助けるサポートタイプ(困っている職人にすぐ声をかける)
- タイプ3:成果重視のエースタイプ(工期と実績にこだわる)
- タイプ9:調和を大事にする和ませタイプ(現場の空気を和らげる)
など、それぞれに特徴があります。
現場のメンバーがどのタイプかを知っておくと、「あの人はこういう動機で動いてるんだな」と理解でき、衝突を減らすことができます。
建築業にどう役立つの?
- コミュニケーションの円滑化
職人さん、監督、施主、営業…立場や価値観がバラバラでも、タイプを知れば声かけの仕方が変わります。
例えば、タイプ1には「細かい部分を確認してくれて助かります」と伝えると喜ばれます。 - チームの強みを活かす
現場は一人では作れません。
厳格なタイプ、盛り上げ役のタイプ、丁寧なサポート役など、それぞれの特性を知れば、役割分担もしやすくなります。 - 自分のクセに気づく
「つい妥協してしまう」「完璧を求めすぎてしまう」など、自分の傾向を知ることで仕事の仕方を改善できます。
まとめ:人間関係の“施工図”として
エニアグラムは心理学の一種ですが、現場で役立てるとしたら「人間関係の施工図」と考えるとわかりやすいです。
図面があれば建物がスムーズに立ち上がるように、性格タイプを知れば、チームがスムーズに動きやすくなる。
「現場を動かすのは人」だからこそ、エニアグラムは建築業の方にこそ使えるツールなんです。